チーム・選手採点 プレミアリーグ

18-19 プレミア中間報告&採点会 トップ10編

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こんにちは。あれ、気づいたらシーズンが半分終わってると驚いている私です。

各国はウインターブレイクという素晴らしい制度があるのになぜプレミアはお客様重視。クリスマスだろうと新年だろうとキック&ラッシュ。

しかもシーズン通常時より過密日程ってどんなブラック企業なんですかね。

というわけで今回はシーズン半分を終えたので各クラブ中間報告です。第20節(2018年)までの戦いぶりを振り返ります。

第5節終了時のはこちらから

それでは!

中間報告&採点

1位  リバプール 95点

17勝3分(勝点54)/得点48、失点8/CL決勝T進出
ほぼ完璧なシーズンと言って良い。クリスマスを首位で折り返し、対抗馬マンCと勝点7差。攻守ともにがっちりとかみ合い、リーグ無敗のままの2018年を過ごした。
とはいえ序盤のサラーの不調や、新戦力のフィットがやや遅れたことなど一歩間違えれば出遅れの恐れもあったのだが、そこまで既存戦力がハイインテンシティのサッカーの連続によく耐えたと見るべき。2018年を締めたファビーニョの移籍後初ゴールでは彼らの我慢と頑張りが報われた瞬間とも言える。
CLはナポリ、PSGと死の組に入り、伏兵レッドスターに足元をすくわれるなどらしい波乱はあったが最後はナポリとの直接対決を制しきっちりと決勝Tへ駒を進めた。早々にビッグ6と当たったリーグ杯敗退程度しか不満はないだろう。
リバプールと言えば攻撃力は爆発的、守備力も爆発的(悪い意味で)だったのだが今季はアリソン、ファンダイクを中心に8失点と強固な壁を築く。ただ連戦の疲労は今後の懸念で、控え不在のウイングと左SBは気になるところ。リーグ杯敗退で得た「モレノは無理だわ」という教訓を市場で生かしたい。

「liverpool」の画像検索結果
(Liverpool公式より)モウリーニョを沈めたシャキリ。一部ユナサポからは感謝も?

2位 マンチェスターシティ 80点

15勝2分3敗(勝点47)/得点54、失点16/CL決勝T進出
優勝候補筆頭という開幕前の予想を見れば満足のシーズンとはなかなか言い難い。リバプールとの一騎打ちと見られていたが7ポイント差をつけられ、3.4位とは4ポイント圏内。あれ、下のが近くね?と言いながら2018年は幕を閉じた。
普通に立派な成績であるが危機感を募らせるのは、年末にかけての衝撃的な連敗。アウェーでのチェルシーはともかく、クリスタルパレスとレスターという(曲者ではあるが)格下に連敗し、昨季絶望的なまでの強さをひけらかしていたペップ・グアルディオラも「ああそういえばこーゆーリーグだったわ」と思い出しただろう。
毎年どこかで離脱するアグエロやもう既に大ベテランのダビド・シルバの不在はともかく、昨季フル稼働大車輪中間管理職年末年始出勤クソみてーな気分の後W杯に向かったデブライネがケガの繰り返しで、メンディはいつもTwitterにしかいないし、何よりも代役がいないフェルナンジーニョの穴が実は最も勝点に直結していた。
やはりシルバ、デブライネを欠くと中央は迫力を欠き、サイドも1対1を抑えられると停滞が隠せない。CL権は安泰だろうが、プレミアは1チーム解を見つけると全員秒で真似するので、新たなオプションとしてモウリーニョをアシスタントにおいてはどうか。

(Eurosportより)負けてるとめちゃくちゃ水を飲むことでも有名

3位  トッテナム・ホットスパー 80点

15勝5敗(勝点45)/得点43、失点21/CL決勝T進出
今季補強しないというプレミア史上初の縛りプレイを採用したが 、その割に3位は奮闘。CLも絶望的な状況からインテルの珍テル化にも助けられ、からくも決勝Tへ。 他クラブに比べれば(当たり前だが)薄い戦力だが、絶好調ソンフンミンやエースのケインを筆頭に攻撃のクオリティはリーグ屈指だろう。
今季シーズン中盤まで無敗チームが3つもあった一方、こちらは珍しい「無引き分け」チームである。勝ち切っているのか負ける時はしっかりなのかはわからない。2018年は最後ウルブズに食われ、2位の座を開け渡して年越しを迎えた。昨季優勝のシティが2敗、一昨季優勝のチェルシーが5敗でシーズンを終えているので、既に5敗というのはやや厳しめのデータである。
2018年はなんとか現有戦力で乗り切ったものの、2019年はソンフンミンaka兵役免除の喜びがアジア杯で離脱が決まっており、手薄な陣容はさらに薄く。怪しめのCBやユナイテッド行きが噂されるポチェッティーノ監督、ラグビーの試合後にやらされる聖地ウェンブリーなど決して甘くはない。今冬も補強の話は出ていないが・・・?

「tottenham new stadium」の画像検索結果
(Telegraphより)本当に存在しているのか

4位 チェルシー 75点

13勝4分3敗(勝点43)/得点38、失点16/EL決勝T進出
出来すぎとも言える開幕12戦無敗の後にやや失速し、トッテナム、ウルブズ、レスター に敗戦。引いた相手をなかなか崩せないのは課題で、結局は神様仏様アザール様におんぶにだっこである。なんだかんだカンテが奪ってアザールが決めるという「カウンターのDNAが騒ぐ」的な得点も多く、まだまだ未成熟である。
とは言うものの、”サッリボール”1年目にしては5位と5ポイント差の4位、ELでもしっかりとGSを1位通過と、今季の現実的な目標であるCL権獲得に向けてはそこまで悪い成績ではなく、積極補強に動いたフロント含め、全員の仕事ぶりはよくやっている、と見ていいだろう。
ただしサッリの工夫とタレント力でなんとか凌いでいるが、戦力(主に攻撃力)ではビッグ6最小の38点が示すように改善の余地ありで、スタメン固定制がどこまで通用するのかも疑問である。
最近は我慢強くなったオーナーや顔面偏差値の向上を図る強化担当、続々と入閣するレジェンドと、だんだんいいフロントになってきた?

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(Evening Standardより)口元が寂し気なサッリ監督

5位 アーセナル 65点

11勝5分4敗(勝点38)/得点42、失点30/EL決勝T進出
エメリ新体制となり開幕からいきなりマンC、チェルシーと当たる不運はあったもののそこからは公式戦無敗を伸ばし、ジワジワと順位を上げてきた。 ただ最後の方は「負けなくてラッキー」的な試合もまあまああった。
何が悪いかというと失点の多さで、ジャカをディフェンスラインに入れるなど従来では考えられないフォーメーションを採用することも。原因は毎年というか今年は特に中盤以降に集中発生したケガ人で、覚醒の予感漂うホールディングがシーズンアウト、いないと大事さがわかるベジェリンや基本誰かいない左SBなど火の車。ただ遠因を探ると計算できるCBがいないまま3CBで酷使し続けたエメリに責任がないとは言えない。
攻撃陣はオーバメヤンとラカゼットという強力CFを抱える一方で共存だったり、そこにどうエジルを入れるのかとかまだまだ最適解を探し中で、「この試合イウォビが(シュート以外)一番いい」という試合も多め。
2018年はリバプールに5発浴び終了。ビッグ6相手には未だ1勝というのも気になるところ。

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(Sky Sportsより)コンスタントに点を取る一方リバプール戦ではわずか13タッチ

6位 マンチェスターユナイテッド 60点

10勝5分5敗(勝点35)/得点41、失点32/CL決勝T進出
3年目モウリーニョ政権は初日の出を待たず終焉。この結果は初日の出というか火を見るよりも明らかではあり、「CB取ってよー」と延々と言われ続けたにもかかわらず延々とフラれ続けたフロントに責任の半分はあるべき。
まあ後任のスールシャールが(解任ブーストの可能性はあるが)大量得点で勝っているため、オフェンスの組み立てや得点の創出に難を抱えていたモウリーニョにも「タレントを生かせていない」という批判は刺さるべき。
ただ確かにスールシャールによって状況は好転し、攻撃陣も輝きを取り戻したように見えるが、この短い期間で流麗なパス回しを植え付けたと言うより「ポグバのモチベがあがった」のが正しい答えのような気もする。嫌な上司がいなくなりやる気マックスのポグバは自身のクオリティを最大限に発揮し、ゴール前からエリア外まで驚異のゴールセンスを見せつけている。
もちろん選手の質は高いがこのまま順風満帆に行くとは思えず、不調や前監督(とフェライニ)が残したCLでどう戦うかも見もの。

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(Sky Sportsより)童顔な新監督

7位 ウォルバーハンプトン 85点

8勝5分7敗(勝点29)/得点23、失点23
昇格組ながらビッグ6に次ぐ7位は望外の折り返しだろう。今夏積極補強を敢行し、何が何でも残留の意気をしっかりと結果に残している。絶対的な点取り屋がいない一方で、失点の23は上位陣にも劣らない。ポルトガル人を中心に集めたことで、大型補強チーム特有の連携不足の課題も比較的早く解消されたものと思われる。
決して安定した成績を収めているわけではないが特筆すべきは対上位陣の強さ。ビッグ6相手に2勝3分2敗と互角の成績で、チェルシーに続き2018年ラストマッチではスパーズを粉砕し上々のお正月。
ちなみに私が見る試合はだいたいビッグ6相手の試合なので体感的にはめちゃくちゃ強い。守備が固いので残留も堅そう。

8位 レスター 65点

8勝4分8敗(勝点28)/得点24、失点23
正直年末はかなり重苦しくなることを覚悟したレスターファンは多かっただろう。それもそのはず前前年王者チェルシーと前年王者シティとの連戦。ところが蓋を開けてみたら「え?ここ3年の優勝回数は変わんないよね?」と必殺の堅守速攻で撃破。トップ10をがっちりキープかと思いきや、次の試合でカーディフに負けてみたりなんだかよくわからない。
色々やっては見たものの結局サイドハーフを走らせて潰し屋にタックルさせて対人系CBをぶつけて最後はヴァーディーとマディソンに任せれば普通に強いと一周回って気づいてしまった。
やはり大きいのは新戦力のマディソン。練習サボってシティに行ったレフティなんてみんな忘れてしまっただろう。

9位 ワトフォード 60点

8勝4分8敗(勝点28)/得点27、失点28
序盤戦の勢いこそ落ちたが、年末にかけて復調しなんとか9位で新年。昨季ブレイクしたリチャーリソンが抜けた穴は大きいが、ディーニーはいやらしいし、ロベルト・ペレイラは上手いし、デウロフェウは単騎でも行ける。まあペレイラとかデウロフェウなんてユヴェントス、バルセロナというCLベスト4常連のクラブからやってきたような選手でそのクオリティはさすがなのだが、まあ出された理由もなんとなくわかるような選手たちでもある。忘れがちだが右SBのダリル・ヤンマートも元バルサである。
チーム自体もビッグ6相手にいい闘いをするのだが勝ち点をもぎ取るまでには至れないのがこの順位の理由なのか。

10位 エヴァートン 45点

7勝6分7敗(勝点27)/得点31、失点30
智将マルコ・シウバの下、バルサのお下がりをはじめ積極補強。「今季こそはビッグ6の牙城を」と言い続けて何年目か。そして中位で終わるのも何度目か。持ちうる戦力の質を考えればこの順位で満足などできるはずもないというのも何度目の苦言か。数えてはいないだろう。
このままだと今季のハイライトが後半ATにゴールラインを超えるボールをわざわざ戻してオリギに先制点をプレゼンとしたマージ―サイドダービーでのピックフォードのやらかしになりかねないので新年は気合を入れてほしい。ただ試合後の「あれは特殊な状況で仕方なかったんや」と言い切る彼のメンタルはむしろ素敵で、これくらいの心臓がなければプレミアで英国人GKはやっていけないのだろうなあ。

 

最後に

というわけでトップ10終了です。もちろんボトム10もやろうとしてたよ!めんどくさくなっちゃったけど!
今季は下位も中位も上位も混戦なので全くシーズン終了時の順位が読めませんねえ。シーズン終わったら全チームやります(フラグ
それでは本日より2019年の新規記事投稿となります。プレミアリーグも私のブログもどうかよろしくお願いいたします。
みなさまと推しチームにとって素敵な一年になりますように。てか推しチームが良い1年だとサポは良い1年なんだけどね。もちろん逆もしかり
 
それではまた。
~おしまい~







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