こんにちは。今日も今日とて寒いのでぬくぬくと過ごしている私です。布団にこもってipadを眺める生活は非常に怠惰だなあと思っています。でもね!やめられない!本日はこんなタイトルですが決して DAZNやモーニングの回し者ではないですよ。
黒船「DAZN」
さて唐突ですが皆さんは何でサッカーを見てますか?多分多くの人がDAZNとスカパー(Jspots)ではないでしょうか。ちなみにプレミアリーグ好きの私は主にDAZNで観戦してます。
現在DAZNは多くのスポーツを配信しており、サッカーでは
- 「Jリーグ(J1,J2,J3)全試合」
- イングランド「プレミアリーグ(毎節最大10試合)」
- スペイン「リーガ・エスパニョーラ (毎節最大10試合) 」
- イタリア「セリエA(毎節最大7試合)」
- フランス「リーグ・アン(PSG、マルセイユ中心)」
- トルコ「シュペル・リグ(ガラタサライ中心)」
- オランダ「エールディビジ(ハイライト)」
- オーストラリア「Aリーグ(ハイライト)」
の各国リーグに加え、カップ戦では
- 英「FA杯」
- 西「コパ・デル・レイ」
- 独「DFBポカール」
- 仏「クープ・ドゥ・フランス」
- 「トルコ・カップ」
- 「UEFAチャンピオンズリーグ」
- 「UEFAヨーロッパリーグ」
も配信しています。
「黒船」の呼び名のごとく、これまで日本で見られていた試合の数をはるかにしのぐ、圧倒的なコンテンツ量ですね。サービス開始当初は画質の安定や実況・解説のクオリティなど、かなりの批判にさらされていましたが、今では気になるほどではなくなりつつあり、むしろ外出先で手軽に見られる(Wi-Fiは必須ですが!)点を考慮すればTVより良いと感じる人も少なくないでしょう。
そんなDAZNですがサッカーだけでなく多くのスポーツを配信していることは皆さんご存知でしょう。野球やバスケットボール、バレーボール、テニスといった球技に加え、ボクシングなどの格闘技系、また日本ではあまり見られないモータースポーツやダーツといったものもあり、幅広いラインナップを取り揃えています。
DAZNがアニメ放送開始?
ところが2018年のクリスマスよりアニメ「ジャイアントキリング」の配信が始まりました。ツジトモ原作の人気サッカーアニメ(確かNHKで放送されていた)で現在は「モーニング」で連載中です。
全26話を丸々配信という大盤振る舞いですが、どうやらその実はJリーグのオフシーズン企画の一環とのことです。中村憲剛選手ら現役選手が解説を担当した「EURO SOCCER FREAKS」などもこの企画の一つでした。
まあJリーグだけしか見ないという人の退会や休止を防ぐためという狙いはさすがに想像しやすいところではありますが、単にコンテンツが増えるだけなら、欧州サッカーをはじめ、Jリーグ以外を見に来ている方にとってはマイナスにはなりません。
欧州サッカー好きがJリーグのアニメを勧める理由
遅くなりましたがようやく本題です。
普段Jリーグを見ず(というかサッカーを見ない方にも)、「えーJリーグのアニメかよー」と言わずに「ジャイアントキリング」を見てほしいです。そこで今日は「ジャイアントキリング」のおすすめポイントを紹介します。
①リアルな内容
「ジャイキリ」のあらすじをざっくり説明すると、弱小クラブETU(イーストトーキョーユナイテッド)に就任したOBにして元日本代表の新監督、達海猛がその手腕でチームを強くしていくというストーリーです。あまりスポーツマンガには例を見ない、監督を主人公に据えた作品です。
スポーツマンガというと人間離れした必殺技や、現実ではありえない演出がありますが、ジャイキリはあくまでJリーグの1サッカーチームの物語。ド派手な「マンガだからね」的なことはおこりません。(一応注釈ですが、こうした超次元スポーツマンガは筆者はすごく好きで特に「黒子のバスケ」のアニメは見てました)
リアルがゆえに、人間としてのサッカー選手、監督、サポーターに感情移入がしやすくなります。キャンプから始まるサッカーマンガはなかなか無いですからね。
具体的なリアルポイントは「外国人はちゃんと外国語を話す(字幕か日本語を重ねるので視聴者にはわかりますよ)」、「サポーターがバスを囲む」、「走る作画が現実通り」などなど。ちなみに筆者お気に入りなのは、達海はETU監督就任前に、イングランドのアマチュアチームの監督としてFA杯で躍進するのですがその成績が「ベスト32」だった点ですね。第1話で出てくるのですがそれを見て「当たりだ!」と感じました。
②魅力的なキャラ
ジャイキリはキャラクターが内外細部までしっかり描写されるので「あれこいつ誰だっけ」的な展開にはなりません。サッカーは11人なので自チームだけでもかなり登場人物が多くなりますが、描き分けや心理描写がはっきりしているのでわかりやすいです。チーム内にミスターETUがいる点もそれっぽいですね。
自チームだけでなく他チームの監督や選手でも、一癖も二癖もある人物がわんさか出てきます。一歩で「いるいるこんな選手w」と思わず唸ってしまいます。
例えば作中登場する「大阪ガンナーズ」の司令塔・志村は「マイペースで飄々、正確なパスを操り攻撃的サッカーをつかさどる」プレーヤーです。Jリーグファンのみならず日本代表の試合しか見ないという方でも該当選手がすぐ思いつくしょう。
③迫力の試合描写
DAZNで放送される全26話の中で多くの試合が描かれます(中でも名古屋戦と大阪戦が主ですが)が試合展開や戦術が細かく練られていて飽きさせることがありません。決して監督の策略がドンピシャで連戦連勝というわけではなく、色々な状況の移り変わりに対応していく様は、戦術マニアが多め(偏見)の欧州サッカー好きの目にも満足でしょう。
敵を射抜く達海の采配やそれにこたえる(こたえられないこともある)選手達の活躍に注目です。
最後に
「ジャイキリ」はサッカー好きなら、特にコアな方ならなおさら好きになる要素が詰め込まれたアニメだと思います。ちなみに私がJで応援しているガンバ大阪はジャイキリとコラボしていました。降格圏から脱出を図る若きカリスマ宮本恒靖監督と弱小チームを引っ張る達海の姿はもろ被りでしたね!(来季は頼むよ)
なお先述の大阪ガンナーズの志村はビジュアルがトッテナムのクリスティアン・エリクセンに激似なのでぜひ見てみてください。
ぶっちゃけ言いたかったのはそれだけです。大阪戦は最後の方なんでぜひ最後まで見てくださいね。
それではまた。
~おしまい~
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