大物は来るの?Jリーグにおける外国人

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※本ブログは2018年5月23日にはてなブログに投稿されたものです

こんにちは。

大のイニエスタアレルギーでお馴染み、チェルサポ兼ガンバサポのふぁんたろうです。

理由はありません。強いて言うなら毎回毎回得点を決めるからです。この前の対戦でもしっかりアシストを記録しましたね!

神戸もう1年早く仕事しろ

Jに大物は来るの?

さてJリーグの移籍市場が盛り上がってます。イニエスタにトーレスと欧州サッカーフリークなら誰もが知ってる、なんならサッカーなんて全く興味のない層ですらぼんやりと知っているレベルの選手が来るとか来ないとか。

ただ温度差はあるのか海外サッカー好きはまだ冷静なスタンスの人が多いような気。

「公式来ないと信頼できない」という実績に裏打ちされたメンタルがあるからね😜

と同時に共に愛された選手であるがゆえに複雑な心境もあるのではないでしょうか。遠い極東の地でキャリアを終えるよりレジェンドとして終わって欲しい、と。

まあそんなことは置いておいて素直に喜ぶのも悪くないでしょう。画面越しの選手を直に見られるのは興奮しますな。

個人的にはイニエスタは60%ぐらいの確率で来るような予感。トーレスはまだ五分五分かそれ以下ではないかと。ここに来てMLSの話も出てきているよう。

ただし噂になってるサガン鳥栖にはビクトル・イバルボを、ヴィッセル神戸にはルーカス・ポドルスキを引っ張ってきた過去があるので期待はしていいのも事実。

なあ、FC東京?

シャビはどうした?

大物の価値

黎明期と異なり「儲からない」リーグになっていたのが残念な現実。大物に投資するのはリスキーでもある。

世界の主要リーグの移籍金の上昇は天井知らず。まともなバリバリ助っ人なんて獲得できず盛りを過ぎた選手を呼ぶのが精一杯だろう。

とはいえDAZNマネーが入り多少その流れに逆行が見える。またスポンサー契約やグループ傘下といった経営努力の成果が出始めているのも事実。

このフィーバーより少し前にU世代のセレソン10番、アデミウソン(現ガンバ大阪)を横浜FMが獲得にこぎつけたが、同チームとマンチェスターシティなどを擁するシティグループとの関係は周知である。

イニエスタのようなもう2.3年はトップでやれそうな選手を呼べるくらいには、つまり客寄せパンダではない「戦力」としての外国人を呼べるようにはなってきた。

ただし、大物獲得=好成績でないのはどこの国でも同じこと。元ウルグアイ🇺🇾代表フォルランや元ドイツ🇩🇪代表カカウらを擁しながら降格したC大阪やスウェーデン🇸🇪代表のシモビッチらを補強しながらこちらも降格した名古屋グランパスはその最たる例。(え?監督人事に問題があった?)

というか今の神戸もポドルスキいるわりには、の成績である。名古屋グランパスの元セレソン、ジョーも個人では奮闘しているがチームは低迷している。

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スポーツナビより。6位に神戸、鳥栖・名古屋は…

もちろん逆パターンも多い。セレソンに名前すら上がらないガブリエル・シャビエル(名古屋)やパトリック(サンフレッチェ広島)のように、世界的に見て無名な選手が強烈な存在感と成績を出すことも珍しくはない

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スポーツナビから。現段階での得点王はパトリック(古巣のガンバは…

Jリーグはプレミアリーグとは違う。毎年のように何億も使えるわけではない。また各チームの戦力差が非常に少ない。昨季残留争いをしていた広島が今季は首位を独走しているのがそれを端的に示している。当然その逆も簡単に起こる。

1人の大物でガチャをやるわけにはいかない。外れた時の代償は重い。

客を呼べる選手

成績は必ずしも上がらないが、実際に客は増えているのかというのも大事な観点である。ただしこれは成績と異なり様々な要因が絡み合う。チームの努力やスタジアムの良さ、もちろん成績もあるから単にその外国人を呼んだから、と断ずるのは難しい。

そして爆発的な効果は期待できない、というのが個人的見解である。ポドルスキのデビューマッチ、さらに2ゴールを挙げた試合は7月29日(日)の大宮戦、神戸のホームであるノエビアスタジアム神戸の来場者は20000人弱。これは平均的な数字である。

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Football-LABより。神戸の試合の2017年観客動員数。阪神ダービー大人気かよ😜

もちろん宣伝・広告効果はこれだけでは測れず、世界的な発信の面も考慮すべきだが、最もわかりやすい指標を見るとこうした結果が出る。

イニエスタという可能性

ただし、イニエスタはこの限りではない。彼は正直格が違う。バイエルンやアーセナル(納屋)に所属し名だたる名手とプレーしてきたポドルスキでさえ興奮を隠せないでいる。

そして「サッカーを知らない」層への訴求力は最近日本にやってきた外国人、あるいは日本人の比ではない。

先程観客動員数と助っ人外国人の相関関係は低いと結論づけたがそれは「並の大物」の場合である。

心強いデータは2012年のガンバ大阪である。この年降格したガンバだったが遠藤保仁や今野泰幸といった当時の日本代表の中核を担っていた選手は残留した。そのままJ2を戦うこととなったのだが訪れるスタジアムで史上最高の観客動員数を連発したのだ。

もちろん1年での昇格が有力視されていた「タイムリミット」つきの参入と考える者も多かったのも要因ではあるが、「すごい選手が来てるからよく知らないけど見に行こうかな」という層が来場したのは間違いないだろう。

そしてイニエスタでも同様の効果は期待できる。むしら「Jには興味ないけど海外サッカーには興味ある」層にとってみれば遠藤や今野よりも価値は高い。てかFFに何人かそういう人いるよね笑

さらに日頃サッカーに関心の薄いメディアも取り上げやすい。スペイン国内タイトルはもちろん、CL、CWC、W杯にEUROまで取っているのだ。ゴール・D・ロジャー顔負けのこの世のすべての手に入れっぷりである。しかもバリバリの主力でさらにはW杯の決勝でウイニングゴールを決めたというおまけつきだ。こんなのメッシやロナウドですら成し得ていない。

ちなみにこれとタイマン張れそうなのは何を隠そうトーレス師匠である。なんてったってELまでとってるからね!!!!!!!

三木谷手腕の見せ所

というわけで楽天の三木谷社長には大いに頑張ってもらいたい。超大物を獲れるのはもう楽天しかいない。(聞いてるかパナソニック)

最後に言いたいことがあるとすればアンドレス・イニエスタの代わりにアンドロス・タウンゼントが来ないことを祈っている。

とりあえず今回は移籍市場で山ほど見るこの言葉で締めくくろう。

様子を見てみよう。

わかった人結構いるよね?

〜おしまい〜

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